Nandakaは、二人組の手紙文具デザインユニットです。
私たちは手紙の意義は「書かれて存在すること」そのものにあると考えています。書き手が自身の筆跡を通じて気持ちよくその瞬間の自分を存在させられるよう、多角的で綿密なアプローチにより製品を生み出しています。
カードや便箋、封筒すべての製品に共通するのは、独自のサイズ規格を採用していることと、どこかに必ず相反する要素が同居していること。これは書き手の情緒や、書く内容を狭めないためです。ひとつのデザインに振れ幅の大きな異なる要素を組み込むことで、書き手をより自由にする懐の深い製品に仕上げています。
現代においてはたった一通の手紙の重みが増していて、手紙を書く・読むことで湧き上がる感情・感覚も他の手段では得難いものであると思います。皆さんの大切な一通に相応しい良質さと存在感を兼ね備えた手紙文具を生み出し続けられるよう、日々奮闘中です。
NEW